日本中の森を20年間渡り歩き、
樹々と話しつづけたガイドとともに、
京都を守護する西の聖地へ。
全国神社中第四位に列した
京都最古の神社の一つ、松尾大社。
境内には、カリスマ庭師・重森三玲が
巨岩への想いを注ぎ込んだ、三つの名庭が。
宇宙から降り立ったかの如く
厳然たる神々しさを放つ石組に、
思わず息を呑みます。
そして、瑞々しい竹林が
山麓に広がる“竹の寺”地蔵院。
静かな堂舎に「十六羅漢の庭」、
新緑と苔の絨毯に包まれましょう。
山道を少し歩けば、古代豪族が眠る古墳群が。
いよいよ、太古から神域として
信仰されつづけた松尾山へ。
ツツジの群生が咲き誇り、
春の息吹にあふれています。
なぜこの地が、神々の聖地として
崇められたのか?
静かな古刹、神秘の聖域、深い森を越えて。
春色トレッキングに出発です!