9世紀に狩猟と伐採が禁止されて以来、春日大社の聖域として大切に守り伝えられてきた世界遺産・春日山原始林。3つの笠を重ねたように見えることから「三笠山」とも呼ばれる奈良のシンボル・若草山。
多種多様な植物が生い茂る錦秋の春日山原始林を緩やかに登り、奈良盆地を一望する大パノラマを眺めながら若草山を降ります。
原始の森は、秋にはどのような姿を見せてくれるのでしょうか。
伊呂波紅葉、大紅葉、夏蔦、無患子、山紫陽花、瓜肌楓、藤、山桜、山漆、熊野水木、南京櫨、梛、山櫨など、太古から奈良に生きている木々の紅葉。森の案内人・三浦豊さんに祈りと自然が織りなす、大和が誇る秋の風景をご案内いただきます。