若干寝不足のままの参加になってしまい、
三浦さんのお話にいまいちリアクションが取れず申し訳無かったです(笑)
でもとても心動かされるお話ばかりでした。
GWが終わり、神奈川の日常に戻って一週間経ちますが
仕事に向かう満員電車の車窓から、ときどき山や木が見えると
「あの木も生きているんんだなあ〜」と思い和みます。
今日も、神奈川は雨が降っていますが、木々の葉っぱが青々と鮮やかで嬉しそうです。
原生林の木々は街に立っている並木とは違い
本当に「野生」という感じでした。
木の赤ちゃんも初めて見たのですが、本当に“出たとこ勝負”というか、土や日光、周りの木々との関係性で大きくなれるかなれないかが決まり、
樹齢何百年とか千年も生きているあの巨木たちは、そういう環境を生き残ってきたと思うとまさに奇跡だと思います。
同じ生き物として敬意を払いたくなるというか…
森の中の時間のスケールの大きさにも驚きました。
100年、200年生きている木がまだまだ“若い”とは。。
三浦さんのお話を聞いていると、木々が性格を持ったキャラクターに見えてきてそれも面白かったです。
てっぺんが見えないほど高い杉の木や、まだ芽を出したばかりの下積み時代の木、大木の下の日陰でも生きていける木(名前を忘れてしまいました…すみません)
そういえば、今なんとなく思い出したのですが、モミジは枝を高く伸ばすのではなく、傘のように横に横に広げて効率よく葉に光が当たるようにするという事でしたが、
モミジの葉っぱ自体も枝ぶりと同じように手を広げたような形をしていますね🍁
一枚の葉と、木全体の枝ぶりが同じようにデザインされている。
なんでそういう色、形をしているんだろう?と思う事にも全部意味があるのですね。
木々を見ていると、「この人たちは人間とは違う次元でもの凄く高度な知能を持っているんじゃないか」と感じます。
誰に教わるでもなくそういうふうに生きている、というか。うまく表現できませんが、、
それから、春日大社の歴史に関するお話もとても面白かったです。
神様=目に見えないエネルギーと聞いて、初めて仏教と日本古来の神道の違いが腑に落ちました。ツアーの最後に若草山の野原から奈良の町と御神体の三笠山、春日原生林が一望できましたが、
古来の人も同じ景色を見ていたのだなと思うと昔生きていた誰かと心が通じた(?)ような気が一瞬しました。
今回のツアーで、木の奥深さにすっかり魅せられてしまいました!
今まで考えた事もなかったようなことが、森の中で三浦さんのお話を聞いているうちに突然降ってきて見える世界がガラッと変わる、という感覚が新鮮でした。
また近いうちに是非、参加させて頂きたいと思います。 匿名希望