歴代天皇が住まわれた宮殿「御所」へ。
築地塀内に足を踏み入れると、
王朝絵巻を思わせる別世界が広がります。
新天皇の即位礼で使われた、
玉座「高御座」。
「はるばると曇りなき庭」
白砂を敷き詰めた南庭。
優雅な池泉回遊式の御池庭。
皇族の暮らしを癒やした御内庭。
近衛家の糸桜や、紅白の桃林も
咲き誇るころでしょう。
公家の邸宅時代から生き続ける巨樹。
5万本とも言われる、市民の献木。
そして、京都に人が住み始める
以前の記憶、原始植生。
都の中心地、公家町にできた巨樹の森、
春色の京都御苑を堪能します。