鎌倉幕府が創設した、
格式高き「鎌倉五山」の2ヵ寺へ。
平地の少ない鎌倉では、
寺院のほとんどが
侵食でできた「谷戸」と呼ばれる
独特な谷地形に建立されました。
奥深い谷戸地形の高低差を活かして
七堂伽藍が絶妙に
配置された、円覚寺。
夢窓疎石が手掛けたという
岩盤を虎の頭に見立てた庭園。
境内の最深部には眠るものとは…?
そして、樹齢700年という霊木
高野槇が息づく浄智寺。
境内の岩盤には、
ところどころ大きな横穴が!?
鎌倉の地質が生んだ
“やぐら”を拝見します。
庭師といく鎌倉・新緑の古寺巡礼。
谷戸地形が生んだ仏の空間を訪ねます。