日本中の森を20年渡り歩く
三浦さんと、仙境の谷から銀閣寺まで。
比叡山と大文字山に挟まれた
このあたりは、白く美しい
「花崗岩」が基盤をなす地帯。
白砂が輝く「白川」が流れ、
寺社や城、庭園の石材として
京都の文化に欠かせない
白川石の産地です。
まずは、宮本武蔵も修行した、
修験の聖地・狸谷山不動院へ。
急峻な崖に迫り出す圧巻の本堂、
沢山のおタヌキさんがお出迎え。
そして、伝説の仙人・白幽子の岩窟跡へ。
槌音が響き渡った、石切場。
石仏、石灯籠、狛犬、お墓・・・
都の様々な石造品を担った、
石工の里がありました。
最後は、足利将軍の山荘に始まる銀閣寺。
「白川砂」が生んだ、まるで
モダンアートのような銀沙灘と向月台、
枯山水の名庭を堪能しましょう。
京都の石はなぜ白い!?
風さわやかな奥白川へ、
秋の野駆けに出発です。