日本中の森を20年間渡り歩き、
樹々と話しつづけたガイドが贈る
京の森歩きシリーズ。
今回は、皇室の氏神として
特別な信仰を受けてきた、下鴨神社へ。
紀元前から存在したという
京都最古の社の一つで、広い境内には
世界にも類を見ない都会の原生林、
巨樹の森が広がっています。
原生林は、なぜ残ったのでしょうか?
太古より続く聖域。
全国神社の約6割を占める「流造」、
その原型を今に伝える
東西二棟の国宝本殿。
川が織り成す森と信仰の関わり。
下鴨の地に生まれ、幼きころからここを
庭のように遊びまわってきた
三浦さんとともに、朝の涼風そよぐ糺の森へ。
樹々と人の連綿と続く関係、
奇跡の森をたずねます。