国宝・重要文化財が約4万点、
山全体に80もの堂宇が
立ち並ぶ巨刹、醍醐寺へ。
豊臣秀吉自身がマスタープランを描き、
「天下一の石組の名手」たちが
27年かけて作庭、巨万の銘石が
一堂に会した、三宝院庭園。
その奇跡的なプロポーションから、
日本一美しい塔と讃えられる
京都最古の建築・下醍醐の五重塔。
そして、結界を越えて醍醐山へ。
秀吉が、女性ばかり1300人を引き連れて
史上最大の宴「醍醐の花見」を催した、
古の桜の名所をたどります。
山上の上醍醐には、平安時代の姿を残す
薬師堂など、錚々たる国宝建築群が。
さいごは、醍醐水をいただきましょう。
「あぁ醍醐味(最上級の味)なるかな」と
醍醐寺の名の由来となった、霊水の味とは…
圧巻の世界遺産、桜の醍醐寺を
一日かけてじっくり堪能しましょう。